5月15日(日) 曇  20℃

京都府和束町 お茶摘み体験

 

 

「健康寿命延伸プロジェクト」と言う

高校の同窓会のグループに参加させてもらい

和束町にお茶摘み体験に行ってきた。

 

JR加茂駅に集合。

奈良交通で「和束山の家」バス停まで行く。

 

旧姓の名札をつけて夏鶯

   すなお


 

 

バスを降りた途端に桐の花が迎えてくれた。

たぶん桐の花だと思う。

川の土手の所から生えていた。

 

後にお茶畑が広がっていた。

マップを見てください。

 

  「緑泉コースウォーキングマップ」


 

ガイドさんが茶畑を案内してくれた。

途中、お茶の話、畑の話、歴史などを

話してくれたのだが・・・・。

 

「活道ケ丘公園」(いくじがおかこうえん)から、

出発する。

 

ほとんどお茶畑しか撮っていないので

見ても 何って感じでしょうが見てください。


 

高級なお茶を作るために、覆いをしている。

採る時期が違うので、覆いがない所もある。

お茶農家は煎茶を作りたいが、今は抹茶の元の甜茶がよく売れるのでそちらに力を入れているとのこと。

 

茶畑の畝は、ほぼ等高線に沿って作られる。

そしてなだらかな所は、斜面に沿って。

なだらかな所は、ひとりで動かせる機械で茶摘みが出来るそうだ。


 ファンは霜よけのため。

霜が降りると、茶の葉に被害が出る。

茶摘みの時期が大切なので、天気予報を聞いて回しているそうだ。

 覆いも黒いのと銀色(白い)のがある。

銀色の方が、高級のお茶が出来るそうだ。

 お茶畑の後は、弥勒磨崖仏に案内してもらった。

鷲峰山金胎寺の参道にあたり、この菩薩のすぐそばの川で行者は身を清めたと言われているとの事。

        吟行に出かけた気分の新茶かな

      えつこ

 



 

磨崖仏の説明は道に入る前にされた。

川音が激しいのと、道が狭いので危ないから。

ガイドさんが、行く前と後で人数確認をされていた。

 

左の川は上流になる。

昭和28年に今で言う集中豪雨があり、茶畑まで水があがってきたそうだ。

100人近くの人が亡くなったそうだ。

 

磨崖仏が奇麗に撮れていません。

是非実物を見に行ってください。


 

使い終わった覆いを丸めて干してあった。

これを手作業で掛けて、またなおす。

本当に大変な作業だ。それも山の斜面での作業。

お茶農家が減っているとの事。

 お茶が高級なのもわかる。

 

ここから運動公園にひき返し、

てらす和豆香でお弁当をいただく。

 

夏の雲年かさねても同級生

   すなお


 

お茶づくし弁当

  ・ほうじ茶ーシュー

  ・抹茶鶏天

  ・煮物盛り合わせ

  ・茶蕎麦

  ・だし巻き玉子

  ・抹茶なます

  ・抹茶プリン

  ・茶葉の佃煮

  ・碾茶ふりかけ


 

いざ茶摘み体験。

一芯二葉(いっしんによう)の

所を指でつまんで捩じればポキンと取れる。


 

ちょっとぼやけているが、私たちが体験した茶畑が、左の方です。人影が見えるのは違うグループです。

右の剥げている所は、幼木を植えたけど雨のために

流れたためにそうなっている。

この畑は茶摘み体験用なのかな。

 

下の写真は私の収穫した茶葉とそれを使い「茶ノベージェ」にしてサラダにかけたもの。

気持ちの良い一日で楽しい体験が出来た。

同級生グループに感謝の一日だった。