新茶

 

 和束町で「おいしいお茶の淹れ方」講習会

を体験してきた。まずお茶の歴史や成分など

を教えてもらいお茶を淹れる。お盆に(ほう)(ひん)

(持ち手のない急須)、湯冷まし用の容器、湯

呑、魔法瓶が置いてある。1煎目は宝瓶にお

湯を入れ、湯冷ましに移す。その間に宝瓶に茶

葉を入れ、湯冷ましから湯呑にお湯を移し、湯

呑から宝瓶の中の茶葉に静かに湯を注ぐ。決

して宝瓶は揺すってはいけない。茶葉がお湯を

吸い浸かった状態になれば、湯呑に注ぐ。適度

な温度なら、うまみ成分のアミノ酸のテアニンが

多く出るので甘いお茶になる。温度が高すぎる

と、渋み成分のカテキンが出るそうだ。私が高校

生の頃、父がままごとみたいな茶器セットでお茶

を淹れてくれた。そのお茶が本当に甘かった。

  坪庭の風も招きて新茶淹る

     吉川多佳美

  篳篥の(リー)()新茶にとつぷりと

     太田悦子

  新茶来て叔母はまだまだつつがなく

     坪内キヨ子

           たかはしすなお

                           写真すなお・お茶

 


      ジャスミンの香り

 

十年以上前に植えたジャスミンが大きく

枝を伸ばし、真夏のグリーンカーテンにも

なっている。浴室の窓から、濃密なジャス

ミンの香りが入ってくる。思いきり手足を

伸ばして膝を丁寧にマッサージする。

ゴールデウイークを挟んで、二週間ほど

のちょっと贅沢な私のバスタイム。

 しかし、私の体は優雅とは程遠く、緩み

に緩み贅肉たっぷり。おまけに膝が痛むの

で、先日は湯船から上がるのに苦労した。

浴室にも手すりが必要だと思った。

老いとはこういう事だと、自分の身体が

証明している。

 ジャスミンの香が漂う中で、老女が浴槽

に浮いていた・・・・そんな恥ずかしい事

態は絶対に避けなければ。

 

      波戸辺のばら

           写真のばら・我家のジャスミン

 


   穂 谷 新 池 の 睡 蓮

     今年は春の始めから睡蓮の様子を写真に写したのでどうぞ

                 写真 すなお

3月1日の朝  睡蓮の葉はほとんど姿がない。

4月12日 桜の花びらが池に散っている。睡蓮の葉もそろそろ出そろったきた。

4月19日  桜の花びらは池の中に沈んだのだろうか。

5月15日  久し振りに行くと睡蓮が咲いていた。

      葉も水面を覆っている。

5月17日 あれ!一昨日咲いていた睡蓮が咲いていない。

     時間が早かったので咲いていなかったようだ。午前7時半頃です。

 

     冬には睡蓮の葉は枯れていること、花はあまり早くには咲かない

     事に初めて気がついた。

     知らないことがなんと多いことか。