春

「春・はる・ハル」って素敵な言葉だ。春と聞く

だけで心がわくわく、むずむずして嬉しい気持

ちになる。今年は北陸、特に能登半島の人々は

春が待ち遠しかったのではないか。正月に起き

た地震で生活が一変し、寒い中電気も水もない

生活が続き大変だったことだろう。これからの事

を考えると不安でいっぱいなのでは。まだまだラ

イフラインが回復していない所もあるが、春がく

ると少し希望が湧いてくるのではないか。そう思

うのは、遠くに住んでいる私だからかな。

　春がきて復興が進み、桜が咲く頃にはそれを見

上げて少しでも前を向ける事を願う。これだけ科

学が進んでいるのに、地震をピンポイントで予報

することは出来ないのだろうか。近い未来にはそ

うなっていて欲しい。

　　　今日何も彼もなにもかも春らしく

　　　　　　稲畑汀子

　　　春の荷の品名欄に米・その他

　　　　　　辻　水音

　　　友だちが春をリュックに詰めて来る

　　　　　　たかはしすなお

　　　　　　　　　　　たかはしすなお　

　　　　　　　　　　　　　写真すなお・桃の花　　　　

　　　　　青春１８きっぷ

うちのお嫁さんの話。春の１８きっぷが

２月20日に発売されたので、さっそく購入

して、九州の小倉である技能グランプリに

息子が出るので応援のために、勇んで２月

２２日に出かけたが、使えるのは３月１日

からだった。行けるところまでは普通列車

に乗り、途中から新幹線で小倉まで行った

とラインが入った。もちろん帰りは新幹線。

　前日に「小倉まで２４１０円で行けるか

らお母さんも一緒に行きましょう」と誘わ

れたが、仕事があるので断った。後で、夫

と行かなくて良かったなあと笑った。気が

きいて間が抜けている話。まあそんなとこ

ろが可愛いのだけど。

　そのお嫁さんから聞いた話。彼女はケア

マネージャーをしているのだが、仕事で関

わりのある８８歳のおばあさんが、昨年の

夏に３人で18きっぷを使い、青森のねぶた

祭りを見に行ったけど、宿が取れずに駅で

寝たとのこと。いいなあ、こんなパワフル

なおばあちゃんたち。でも、三婆が駅で寝

ている様子を想像すると笑える。

　　　　　　波戸辺のばら