月見
今年の中秋の名月は9月10日(土)だった。天気
が悪く、見られない所がありますとラジオでは言って
いたが、枚方は朝から天気が良かった。夕方空が暗
くなる頃、東の空にいつもより黄色っぽい大きな月が
顔を出した。午後9時頃には真上に輝く月が。あまり
に奇麗なので、何度も何度も見に行った。
あなたの月見団子はどんな形ですか。よく見るのは
三宝に積み上げられた丸い団子だろう。私の母は月
見の時に白玉粉で細長い棒を作り、それにこし餡を
巻いた餅を作ってくれた。「これ月見団子?」「そうよ、
月にむら雲がかかっているのよ。」だから私にとって
月見団子は「月にむら雲」なのだ。先日デパートで
「月にむら雲」が「月見団子」として売られていた。我
家だけの味ではなかったのだ。
新宿の最上階に月祀る
上田日差子
なに掬ふスプーンだらうか月の卓
はしもと風里
持ち寄ってお持たせ楽し月の客
おーたえつこ
たかはしすなお 写真 すなお・月見団子
天翔ける
今日の昼過ぎLINEが3回鳴った。見なくて
もうれしいニュースだと分かる。
「大谷が14勝目をあげました。打者では4打
数1安打でした」続けてうれしさを表すスタン
プが2回。私も喜びのスタンプを2回返すのが
お約束。こんな風に職場の同僚と大谷が活躍し
た日には、ばあさん二人で大いに盛り上がる。
大谷を見ていると「幸せホルモン」が出て、
幸せな気分で過ごせる。すべてがカッコいいの
だが、私が最も好きなシーンは彼がホームラン
を打って長い足で俊足を飛ばして、グランドを
翔ける時。ペガサスが天を翔け抜けているみた
いでうっとりと見惚れてしまう。
最近は大谷観戦ツアーなどチェックして、円
安で大変だとため息をついたりしている。実現
はしないだろうけど。
平凡な日本のばあさんたちが、これからも当
たり前の日常を過ごせて、ささやかな幸せを得
るために、平和と健康と大谷の活躍を祈る。
波戸辺のばら
写真のばら・石仏とコスモス
季湖さんからのおまけ 写真 季湖
こんなに大きく育って!
どんな成虫になるのかな。
花は食べないで。