宝物
「瓔SECOND」の前身は『瓔』という同
人誌だった。イラストレーターの西村玲子さん
の描く素敵な女性が表紙を飾っていた。私たち
はこの女性を瓔さんと呼んで愛した。年に4回
の季刊で20年続き、80冊の美しい俳誌が会
員の手元に残った。
2020年12月の完結号に玲子さんがカッ
コイイ瓔さんのイラストと共に「思えばあっと
いう間の20年でした。たくさんの句が生まれ
た『瓔』も終わりになってしまいました。淋し
いけれど、また何かの機会に始まると私はとて
もうれしい。待っています。』と、メッセージ
を寄せてくださった。翌年の1月に玲子さんの
訃報を知った。多分、あのイラストの瓔さんが
絶筆。
悲しみに打ちのめされた人、大病を患った人、
親の介護と仕事に奮闘中の人、体の不調に悩む
人など、色々抱えながらも、みんながひたむき
に生きている。俳句という共通の趣味で結ばれ
たそんな仲間たちが私の宝物。
『瓔』を創刊して20年間頑張ってくれた、
ひろさん、風里さん。また「瓔SECOND」
を立ち上げて管理している、すなおさんに心か
ら感謝している。
波戸辺のばら 写真 のばら
彼岸花
彼岸花が咲くころだろうと、いつもの田ん
ぼ道を歩いてみた。群がって咲いていた場
所は整備され花はなかった。畦道には咲い
ていたが、少なくてがっかり。
そんな時山田池公園・「実りの里」の彼岸
花が9月末いっぱいまで見頃と知った。用事
が重なり出かけたのは10月6日になってし
まった。まだ少しは残っていると期待しながら
行ったが、稲穂が垂れている畦道には切り倒
された多くの茎があった。行くのが二、三日遅
かったようだ。棚田の案山子をカメラに収めて
帰った。来年は彼岸花の見頃に行きたい。
かごめかごめ指きりげんまん曼珠沙華
大角真代
やさぐれる時間のどなし曼珠沙華
はしもと風里
狐花一難去らずまた一難
松井季湖
たかはしすなお 写真 すなお
響子さんからの返事&心配
響子さんからのLINEを編集 (すなお)
瓔SECOND9月号を読んだ響子さんからのLINEです。
俳句たち、あまりに素敵で微熱が出そう
写真の色もどれも凄い❕
私はボチボチなんやかや
と、遊んでいます。
今日のパンパスグラスは
伸び伸びしていました
すなおさん、紫陽花はもうバッサリ切った?
私も試行錯誤しながら、花を育てていますが、
紫陽花は切る時期と切る場所を間違えると、
咲かないかも、です。
大きくなり過ぎてコンパクトにしていきたい時は
パッツン切りします、が、来年は咲かないの
次の年から咲きます。
来年も咲かしたい時は、花の下の2節から3節目の
上で切ると来年も咲いてくれます。
しかし、七月上旬までに切るのが良いらしいわ。
お節介おばちゃんしてしまいました。
ごめんねー、 読んでたらつい、
上は7月号のすなお・つれづれへのお便り
写真は響子さんの庭
季 湖さんと 仲 間たち
写真 季湖
秋が急に歩を進め、わが家の狭庭も寂しくなりました。
カマキリの姿も滅多に見られなくなりました。
昨秋は庭に3個の卵鞘を見つけ、今年5月にはタイミング良く
孵化の様子を見ることができました。
先日、お隣りさんとの境目のフェンスで
卵鞘を発見。
形状からしてチョウセンカマキリのようです。
来年また孵化が見られたらいいなぁ。
蝶にはそれほど関心がなかったけれど、小さなシジミとセセリは好きで、
見かけたら パチリしています。
仕事場に来てくれましたの蝶。
庭の蜘蛛の巣。お見事!
編集当日の朝に、やってきた仲間は?
さっき庭で見つけました。
そーっと触れるとメス(下)は
ほんのかすかに動きました。(by 季湖)
日々楽しい仲間がやって来るようです。
楽しいだろうな。(by すなお)